『ヱビスビール×荒木飛呂彦』美人画の浮世絵木版画が2025年2月13日(木)日本時間12:00より135枚限定で受注受付開始。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
明治時代より展開されていたヱビスビール美人画ポスターを荒木飛呂彦が現代的にアップデート。ヱビスの135年の伝統と、今もなお進化し続けるブランドの世界観を表現しています。
人間国宝 岩野市兵衛氏による、究極の越前生漉奉書
1978年に九代目岩野市兵衛を襲名。2000年6月に、国の重要無形文化財「越前奉書」の保持者(人間国宝)に認定されている。越前の風土の中で代々受継がれてきた「越前生漉奉書」を漉き続ける。「生漉奉書(きずきほうしょ)」とは楮(こうぞ)を原料にして漉かれている、日本の伝統と歴史に裏付けされたまさに和紙の中の和紙。筆の滑りも良く、神事の儀礼用紙の他、版画等にも使われ、数百回木版で摺る圧力にも耐えうる究極の和紙 を今回使用し、江戸古来の日本の伝統の紙の質感や、100年後、200年後も残り続ける様想いを込めて今回採用した。
究極の手彫り、手摺りの美学。
浮世絵木 版画は、まずデザインを元に木版を色ごとに分け、一つ一つ彫り出す所から始まります。それはご覧の様に恐ろしいほど緻密な作業の連続で、たった1ミリのずれですら画面全体に及ぼす影響は大きく、完璧にずれなく彫り上げる様はまさに職人の長年の鍛錬の賜物とも言える。輪郭や髪、姿形は勿論の事、題名や色に現れない背景の部分も含めて、全て手作業で彫り続ける。これ程までに繊細な木版を使用するからこそ、何千回も摺りをしている中で欠けてしまったり、破損してしまうため、浮世絵は全て限定生産でしか送り出せないものとなっている。
高校卒業後、東京都荒川区の匠育成支援事業の職人見習いに応募、江戸木版画の彫師として7年間の修行を経て独立。現在、数少ない経産省認定の女性伝統工芸士として卓越した技で浮世絵木版画の文化継承に貢献している。
2003(平成15)年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演
2005(平成17)年 日本橋三越「名所江戸百景完成記念展」にて実演
2008(平成20)年 江戸東京博物館「北斎漫画展」にて実演
浮世絵木版画彫摺技術保存協会会員 東京伝統木版画工芸協同組合員
今度は色ごとに伝統の塗料をベースに摺りの作業が始まる。これもたった1ミリのずれや圧力が弱すぎたりすると画面全体にずれが生じてしまうという職人技が求められる世界。また、色合いは摺ってみないと最終的にどうなるか分からない中、数十回も塗料を変更しながら、究極の色彩を追求した。
1965年 東京根津に生まれる。1985年 実父の幾馬系四代目伊藤智郎の後を継ぎ、師匠小川文彦の元で修行を積む。1994年 第1回浮世絵木版画作品展に出品及び実演。1995年 東京都優秀技能者知事賞受賞。1998年 「北斎漫画」15冊摺刷(共同摺刷)。欧州(オーストリア、ハンガリー、フランス)にて実演。2001年 竹内栖鳳「栖鳳習画帖」摺刷。学習院大学「桜再生プロジェクト展」にて実演。2002年 円山応挙「丹頂鶴」摺刷。2003年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演。2005年 日仏文化会館(パリ)「広重展」にて実演2006年 伊藤若冲「若冲画譜」摺刷2010年 郡山市立美術館「北斎漫画展」にて実演。文化庁の無形文化財選定保存技術に認定されている職人。
販売数:全世界限定135部額&浮世絵木版画証明書付き
仕様:絵(W:約243mm × H:約363mm) 額(W:約432mm × H:約547mm × D:40mm)額:木材、裏版・木製合板マット:紙製和紙:人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書彫師:菅香代子摺師:伊藤達也浮世絵版元:株式会社版三
プライバシーポリシー / 特商法に基づく表記